最近、雑貨屋さんやネットショップでよく見かける「極小サイズの水筒」。
容量は150mlほどで、見た目はまるでスマホと同じくらいのサイズ感です。
これを見て、こう思ったことはありませんか?
「えっ、一口で飲み終わっちゃわない?」
「これ、何に入れるの? 誰が使うの?」
正直、私も最初はそう思っていました。
しかし、実際に150mlくらいの水筒を使ってみると、これが驚くほど便利で手放せなくなってしまったんです。
今回は、流行りの「小さい水筒(150ml前後)」のメリット・デメリットと、実際の便利な使い道について詳しく解説します。
150mlくらいの小さい水筒、最大のメリットとは?
なぜ今、このサイズが売れているのでしょうか。実際に使って感じたメリットは以下の3点です。
1. とにかく軽い!荷物にならない
最大のメリットは「圧倒的な軽さと小ささ」です。
500mlのペットボトルや水筒だと、飲み終わった後もカバンの中で場所を取りますし、重いですよね。
150ml程度のサイズなら、重さはスマホ1台分より軽いものがほとんど。
サコッシュや小さなハンドバッグ、なんならズボンのポケットやコートのポケットにもすっぽり入ります。
「水筒を持ち歩く」という気合がいらないのが最高です。
2. 自販機やコンビニの浪費が減る
「喉が渇いたな、ちょっとだけ飲みたい」
そのために150円〜180円を出してペットボトルを買っていませんか?
そして、結局飲みきれずにぬるくなったお茶を持て余す……なんてことも。
小さい水筒にお茶や水を入れて持参すれば、毎日の「ラテマネー(ちりつも出費)」を節約できます。
3. 洗うのが一瞬で終わる
大きい水筒は底まで洗うのが大変ですが、小さい水筒はスポンジでサッと洗えます。
パーツも少ないので、毎日の家事の負担になりません。
正直なデメリット(注意点)
もちろん、良いことばかりではありません。購入前に知っておくべきデメリットもあります。
- 夏場の水分補給には絶対足りない
真夏の炎天下や、スポーツ時の水分補給には全く足りません。あくまで「潤す」程度です。 - 普通の氷が入らない
口径が狭いスリムなデザインが多いため、家庭用製氷機の四角い氷が入らないことがあります。(細い氷を作るか、氷なしで使うのが基本になります)
意外と多い!150ml水筒の具体的な「使い道」
「そんな少量、いつ飲むの?」という疑問にお答えします。150mlは「コップ一杯分」。
実は、日常生活には「コップ一杯だけ欲しいシーン」がたくさんあるんです。
- 通勤・通学の移動中に
電車の中や信号待ちで、一口喉を潤したい時に最適です。 - お薬を飲むための「白湯・水」用に
食後の薬やサプリを飲むためだけに、飲み物を買うのはもったいないですよね。 - ウォーキングや犬の散歩に
手ぶら感覚で持ち歩けるので、ちょっとした運動のお供に。 - オフィスでの「スティックコーヒー」用に
スティックコーヒーや粉末スープの適量は、だいたい140ml〜160ml。給湯室に行かなくても、デスクで熱々のコーヒーが楽しめます。 - サブの水筒として
メインは常温の水を持ち、小さい水筒には「熱々のコーヒー」や「甘い紅茶」を入れて、食後のデザート感覚で楽しむ使い方も人気です。
おすすめの150mlくらいの小さい水筒 3選
ここからは、Amazonで人気があり、機能性も高いおすすめの小さい水筒を紹介します。
1. タイガー魔法瓶 真空断熱ボトル 200ml
魔法瓶の老舗、タイガー。ここの強みは「とにかく軽い」ことと、飲み口が滑らかで口当たりが良いことです。「夢重力ボトル」という名前の通り、持っていることを忘れる軽さです。
2. ポケトル (POKETLE) 120ml / 180ml
小さい水筒ブームの火付け役と言えば「ポケトル」。
デザインがおしゃれで、カラーバリエーションが豊富です。専用のカバー(カラビナ付き)などアクセサリーも充実しているので、ファッションの一部として持ち歩きたい方におすすめ。
3. 象印 ステンレスマグ 200ml
象印の良さは「保温力・保冷力」の高さ。朝入れた熱いコーヒーが、昼過ぎでもしっかり温かいです。また、パッキンと蓋が一体化した「シームレスせん」を採用しているモデルなら、パッキンを付け忘れて漏れる心配も、洗う手間もありません。
まとめ:150mlくらいの水筒は「身軽さ」を手に入れるツール
「大は小を兼ねる」と言いますが、水筒に関しては「小には小の良さ」があります。
- 荷物を軽くしたい
- 少しだけ飲みたい
- 節約したい
そんな方にとって、150mlくらいの小さい水筒は、生活の質をちょっと上げてくれる最高の相棒になるはずです。
ぜひ、お気に入りの一本を見つけてみてください。

